デリケートゾーンのできもの・ニキビは病気?病院や市販薬での治療法とは

デリケートゾーンにニキビのような、触れると痛いできものや大きいしこりができてしまうことがあります。
「病院に行くのは恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、できものの種類によっては病院での治療が必要になる事があります。

できるだけ放置はせず、なるべく早く正体を明らかにしておきましょう!
そこでこの記事では、女性の周りには相談しにくいデリケートゾーンのできもの・ニキビについてのトラブルの原因や治療法などをご説明していきます。

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デリケートゾーンにできるニキビ・できものの正体は?

デリケートゾーンにできるほとんどのできものは良性ですが、中には大きいしこりになってしまう事もあり、放置すると危険なものもあります。
実際、悪性のガンという可能性もありえますので、なるべく早めに医療機関へ受診をしましょう。

それでは、デリケートゾーンにできるニキビのようなできものやしこりのあるできものについて、それぞれの病気の症状別に特徴も合わせてご説明していきます。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、毛穴の中に細菌が入り込んで炎症が起きることで発生します。
デリケートゾーンの毛が生えている部分にできやすいのが特徴です。

軽度の場合は1週間程で自然に消えて治りますが、重度になると、赤く腫れて大きいできものになる、膿や痛みが生じて多くのできものが出来る事もあります。

毛嚢炎ができる原因

毛嚢炎の主な原因には、次のような環境から起こります。

  • 高温多湿
  • 下着と皮膚の摩擦
  • 不衛生

デリケートゾーンが高温多湿になったり、下着の着脱時の摩擦や、不衛生にしていると毛嚢炎を発症しやすい環境になってしまいます。

触れたり擦れたりする事で、痛みが生じて酷くなる可能性もあります。
何度も同じ場所に繰り返しできる場合は、産婦人科で検査してもらいましょう。

産婦人科以外でも、皮膚科や形成外科、泌尿器科でも診断可能です。

性器ヘルペス

性行為で感染する感染症の1つが性器ヘルペスです。
性器ヘルペスができると、水ぶくれや赤い粒のようなできものが現れ、腫れて痒みや痛みが出ます。
中には、倦怠感やリンパの腫れが起こる人もいます。

性器ヘルペスができる原因

性器ヘルペスは主に、体が弱り抵抗力が落ちている時にも発症します。
女性は、生理前後の体調不良から体の抵抗力が下がり発症する可能性もあります。

性器ヘルペスは、症状が落ち着くまでとても辛い日々が続きますが、1~2週間で治まります。
早期発見、治療を行う事が重要となります。

尖圭(せんけい)コンジローマ

性行為で感染する性感染症の1つの尖圭コンジローマ。
いぼのような尖った形のしこりのあるできもので、痛みやかゆみはないのが特徴です。

潜伏期間が3週間から3か月と長い事から、その間に他人への感染が広がってしまう危険性もあるので注意しましょう。

他の感染症にも要注意!

尖圭コンジローマは外陰部や肛門周りのほか膣内にも現れるので、膣からの分泌物が排出しにくくなって菌が繁殖してしまいます。

その事から、尖圭コンジローマになっている時は、他の感染症にもかかりやすくなります。
菌の繁殖を防ぐために、ケアをしっかりしましょう。

バルトリン腺嚢腫(のうしゅ)

バルトリン腺は、外陰部の左下と右下にあたる部分(時計でいうと5時と7時にあたる部分)にあたる箇所にあります。

バルトリン腺のう種は、このバルトリン腺が炎症を起こして腫れて腫瘍ができることを指します。
膿をもつ赤いできもので、腫れて痛みが起こります。

大きさは、小さなできものから大きいできものまでそれぞれで、大きいサイズだと卵黄より大きくなる事も。
バルトリン腺のう腫だけではなく、以下の可能性も考えられます。

  • バルトリン腺炎
  • バルトリン腺嚢胞
  • バルトリン腺膿瘍

ご自身で病名の判定は難しいので、産婦人科で見てもらいましょう。

バルトリン腺嚢腫ができる原因

バルトリン腺のう種ができる原因は、以下の菌です。

  • ブドウ球菌
  • 連鎖球菌
  • 大腸菌
  • 嫌気性菌
  • 淋菌

一般的には、ブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌などの菌によって化膿し、性感染症の淋菌も原因菌です。
主に便や尿からの細菌に感染しやすいです。

アテローム(粉瘤腫)

アテロームは、剥がれ落ちるはずの皮膚が、溜まってそのまま袋の中(嚢胞壁)に蓄積していき、大きな腫瘍となったものです。

粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)とも呼ばれていて、デリケートゾーンだけではなく、顔や首などの体中どこでもできるのが特徴です。

アテロームに細菌が入り込むと、炎症を起こして赤いできものになり、膿がたまります。
触れると痛みがあり、大きくなると発熱も引き起こす事もあるので要注意です。

アテローム(粉瘤腫)ができる原因

アテロームができる原因は、主に打撲や切り傷、ニキビ跡で、皮膚が入り込んでしまう事で袋が形成されます。
袋の中に細菌が入り込むと、炎症が起こります。

その他にも、以下に挙げる原因が考えられます。

  • 打撲
  • 切り傷
  • ニキビ跡
  • 手術跡
  • ピアス跡
  • ウイルス
  • 体質

手術の跡やピアス跡、ウイルスの感染のほか、生まれながらの体質で再発を繰り返す人もいます。

膿がでるできものは潰さないで!

陰部に出来たできものを潰すことは、やめておきましょう。
跡が残るだけではなく、細菌が入り込むと化膿してしまう事も。
もし、潰れてしまった時には、産婦人科へ早めに受診してくださいね。

↓デリケートゾーンに雑菌が繁殖するとニオイの原因にも!?この記事もチェック!

デリケートゾーンのできものの治療法は?

では、次に病気別の病院での治療方法をご紹介しています。

できものができたら何科を受診する?

デリケートゾーンにできものが出来てしまった時は、形成外科や皮膚科、泌尿器科でも対応は可能ですが、女性特有の病気の場合は専門の婦人科をお勧めします。
最近では、女医さんも多くなってきているので、ご自身に合う病院を受診しましょう。

できものの原因が細菌によるものなのか、悪性の腫瘍によるものなのか、なるべく早い段階できちんと検査をしてもらう事が大切です。
病院で塗り薬や飲み薬を処方してもらいましょう。

市販薬の効果が見られなかったら早めに受診を

市販薬で治療できるできものもありますが、やはり病院に比べると効果は薄い傾向にあります。
市販薬での治療で効果が見られない時は、長期使用は控えて下さいね。

ほおっておくと、危険なできものもあるので早期受診が大切です。
検査を行う場合は、組織検査を行える産婦人科へ行きましょう。

毛嚢炎の治療法

毛嚢炎が赤く腫れて膿がたまる、痛みや痒みなどがある、ブツブツの範囲が広い時は、ステロイド剤や抗菌薬配合の軟膏を用いて治療します。
なるべく規則正しい生活や陰部を清潔に保つ事も、早期治療に必要です。

何度も同じ場所に出来る場合は、溶媒検査を行い、原因菌を検査します。
原因菌に合わせた抗生物質で治療を進めていきます。

性器ヘルペスの治療法

性器ヘルペスの治療は、症状を緩和するために、外用薬の塗り薬が処方されます。
しかし、根本的な治療は抗ウィルス薬の飲み薬での治療となります。

初感染で、高熱や頭痛、全身の倦怠感などの症状があり、重症の場合には入院になる可能性があります。
性器ヘルペスは、早期発見が大切で、水疱の症状が現れてから48時間に治療を開始すると、治癒スピードも上がります。

尖圭コンジローマの治療法

尖圭コンジローマは1度なると再発しやすく、手術、レーザー治療や外用薬の塗り薬での治療となります。
自己治癒での治療は難しく、病院での治療が必要です。

塗り薬が日本で使用されたのは2007年で、それ以前は手術が一般的な治療法でした。
手術では、イボの切除が行われます。
手術での治療は、跡が残る、手術の後も痛みが続くなどのリスクを伴います。

バルトリンのう種の治療法

軽度の場合は、抗生物質で治療を行います。
大きさが大きい場合や何度も同じ場所に再発してしまう場合には、切開して膿を取り除きます。
また、吸引方法を使って膿を吸い上げて出す方法もあります。

飲み薬や切開での治療で治癒しなければ、嚢胞に直接穴をあけて膿を出す造袋術や、バルトリン腺そのものを摘出する嚢胞摘出手術が行われる事もあり、この手術は大きな手術です。

アテロームの治療法

アテロームの根本的な治療は、外科的治療によって嚢胞の袋そのものを取り除く必要があります。
潰したり、しこり内の膿を取り除くだけでは根本的な治療にはならず、再発する可能性もあるのでかならず治療をしましょう。

また、治療の際に抗生物質を服用しますが、手術をせず抗生物質の服用だけでの根治は難しいです。

痛みがない場合は緩和治療は行わずに、袋を切除します。
炎症を起こしている場合は、切開して膿を切除し、痛みを緩和します。
傷跡を残したくない場合は、縫合を行わないへそ抜き法で、袋を切除します。

できものを予防する方法は?

デリケートゾーンのできものを予防するには、常日頃から陰部を清潔にする事が大切です。

デリケートゾーンは、外からの刺激に敏感で細菌が繁殖しやすい場所でもあるので、常に清潔を保つ必要があります。

少し気を付ける事で、できものの再発や発症を予防できます。
万が一できものが出来てしまっても、悪化予防にもお役に立てるでしょう。

自分でムダ毛の処理をしない

ご自身でのムダ毛を抜いたり、カミソリで剃ると、お肌の表面を傷つけてしまう事があります。
気づかないうちに小さな傷ができていて、そこから細菌が入り込んでしまう事があるので、ムダ毛の自己処理は肌をいたわりながら行いましょう。

優しく洗って清潔に

ゴシゴシとデリケートゾーンを洗う事はしないで下さい。

外陰部は外からの刺激に弱い粘膜なので、石鹸などで洗浄する必要はなく、たっぷりの泡でやさしくあらい、シャワーで洗い流すだけで構いません。

また、膣内まで石鹸などで洗ってしまうと、感染症や菌の繁殖から膣を守っているデーデルライン桿菌(かんきん)という重要な菌まで流れてしまいます。

デリケートゾーンを洗う時は、デリケートゾーン用のボディソープを使って、表面から見える部分だけを洗うようにしましょう。

トイレは前から後ろにふく

女性の陰部の形質上、
反対方向に拭いてしまうと、菌が付着して繁殖してしまう可能性があります。

必ず前から後ろにふく事を意識して下さいね。
トイレの後も、手や陰部は清潔に保ちましょう。

通気性のいい下着・服を着る

下着は綿100%のタイプを選び、厚みのない通気性の良いものにしましょう。
湿度を高くしてしまうと細菌が繁殖しやすくなるので、綿タイプだとムレ防止にも最適です。

冬場の冷え防止のストッキングも湿度を高くしてしまうので、通気性の良いタイプを選びましょう。
また、ご自身に合わないサイズの下着は、擦れる、血流不良の原因になるので避けた方が賢明です。

肌に合うナプキンを使う

陰部は刺激に弱い為、お肌に合うナプキンを選ぶようにしましょう。
特に敏感肌の人は、お肌に合わないとかぶれやすいので気を付けて下さい。

コットン100%のものが、かぶれにくくお勧めです。
最近では、香り付きなどのナプキンも出ていますが、お肌に刺激が強い場合もあるので気を付けて下さい。

清潔を保つために、生理の際は、こまめにナプキンを取り換えるようにしましょう。

規則正しい生活を送る

性感染症やできものの予防には、免疫力を低下させない事が大切です。
早寝早起きで、毎日同じ時間に就寝、起床を行うようにしましょう。

また、ストレスも溜まり過ぎてしまうと、免疫力低下の原因にもなるので気を付けて下さい。
程よくリフレッシュしながら過ごしましょう。

コンドームをつける(性病の場合)

性感染症を防ぐには、性交渉時にコンドームの着用は有効です。
着用を忘れないように気を付けましょう。
パートナーにも、是非協力してもらって下さい。

性行為が終わった後は、シャワーで手や陰部を清潔にするのも大切です。
また、性行為の際は、膣内が乾燥していると菌に感染しやすくなるので、潤ってから行うようにしましょう。

できものは放置をしないで

デリケートゾーンは、恥ずかしくて抵抗がありますが、自覚症状が無い性感染症などは放置をすると危険な疾患もあります。

かゆいできものや痛みが酷いできものも、早期治療によって軽度で済む事もありますので、早めに産婦人科へ受診してくださいね。

自然に治る脂肪腫など比較的安心なできものもありますが、自己判断での市販薬の長期使用は控えましょう。

デリケートゾーンにできものができてしまう前に、予防法を実践して、常日頃から膣周辺を清潔にする事が大事です。

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