ワキガの予防は生活習慣の改善から!おすすめ制汗剤や治療法も

「体臭が強いのかも」「もしかしたらワキガ?」というデリケートな悩みはなかなか人に相談できません。
しかし、いきなり病院を受診するには勇気が必要ですよね。

軽度のワキガであれば生活習慣を見直すことで改善する可能性があります。

ここでは普段の生活に取り入れられるワキガの予防法や対策商品をご紹介します。
まずは自分でできる予防から初めていきましょう。

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ワキガの原因って何?

ワキガの原因はアポクリン汗腺から出る汗です。

わきの汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺がありますが、アポクリン腺から出るのはタンパク質や脂質を含んだ汗です。

汗の成分が皮膚表面の細菌に分解されると、低級脂肪酸が作られます。

低級脂肪酸は汗臭い臭いを放ちますが、そこにアンモニアなどの分泌物が混ざることでワキガ独特の嫌な複合臭に変化するのです。

アポクリン腺は脇やへそ、乳輪、陰部、耳などの特定の部位に存在しています。

辛いものを食べたときや気温が高いときの発汗とは異なり、興奮や緊張などによる精神的な要因で分泌が高まるのが特徴です。

▼ワキガの原因をもっと詳しく見る

ワキガのセルフチェック方法

ワキガ体質かどうかは耳垢の状態で簡単にチェックすることができます。

  • 耳垢が湿っている… ワキガ体質の人に多い。ニオイや汗に悩んでいるならワキガの可能性あり。
  • 耳垢が乾いている… ワキガの可能性が低い。

耳の中にはエクリン腺は無く、アポクリン腺のみが存在します。

つまり耳垢が湿っているということは、そのアポクリン腺から汗が出ているということです。

耳のアポクリン腺が多い人は、脇にもアポクリン腺が多い可能性が高いでしょう。

このため、耳垢が湿っている人はワキガ体質の可能性があると判断できるのです。

ただし耳垢が湿っているからワキガである、乾いているからワキガではないとは、必ずしも言い切れません。

耳のアポクリン腺の活動が活発でも、脇のアポクリン腺は活発化していない場合もあるからです。

ワキガであるかどうかを確実に知りたいなら、病院で検査してもらうのがよいでしょう。

▼他のセルフチェック方法も見る

ワキガを予防する方法【生活習慣編】

ワキガ予防にはワキガ専用デオドラント剤や内服薬、ボトックス注射、手術などさまざまな方法があります。

病院で治療しなければワキガは防げないと思っている人も多いでしょう。

しかし、食事や入浴、脇毛の処理など普段の生活を改善するだけでワキガは予防できるのです。
まずは手軽に始められる生活習慣の改善から始めてみましょう。

食事に気を使う

動物性たんぱく質や動物性脂質を多く取ると、体臭が強くなり、ワキガを悪化させてしまいます。

普段何気なく食べている肉類や卵、乳製品には動物性たんぱく質と動物性脂質が多く含まれています。
特にハンバーガーやスナック菓子などの体臭が強くなる食品は避けましょう。
欧米食より和食をとるようにし、野菜中心のバランスの取れた食事を心がけてください。

また、アルコールの摂取にも注意が必要です。

アルコールにはアポクリン腺を刺激し活動を活発化させる発汗作用があります。

さらに体内でアルコールを分解するときに生成されるアセトアルデヒドは、汗を通して体外に放出されるので、強いニオイの原因となるのです。

▼ワキガを予防する食事を詳しく知りたい方はコチラ

ストレスを溜めない

アポクリン腺からの汗は精神的な要因で分泌量が多くなるので、普段からストレスをためない生活を心がけましょう。

私たちの体はストレスを感じることでアドレナリンや男性ホルモンを分泌します。
これらの分泌物がアポクリン腺を刺激し、ニオイの原因となってしまうのです。

睡眠不足などの不摂生な生活を送っていると自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経がきちんと機能しないと、体は常に緊張した状態になり汗の分泌が増えるのです。

またワキガを気にしすぎると、かえってストレスになる場合があります。

あまり気にしすぎず、マッサージやヨガなどでリラックスできる時間を確保することも大切ですよ。

脇毛を処理する

脇毛の処理をすることでもワキガを予防することができます。

ワキガの原因であるアポクリン腺の汗にはベタつきがあり、脇毛にこの汗が付着すると、洗っても落ちにくく不衛生です。

また脇毛が伸びていると汗で蒸れやすくなり、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

脇毛をきちんと処理しておくことで清潔な状態を保てば、制汗スプレーやデオドラント剤の効果も長持ちしますよ。

▼脇毛の正しい処理方法はこちら

ワキを洗うときの注意点

ワキを洗うときは、ワキ臭が気になるからといって皮膚をゴシゴシ洗わないようにしてください。

皮膚の表面を傷つけると、皮膚を保護するための余分な皮脂が分泌され、雑菌が繁殖してしまいます。

入浴時には、殺菌成分消臭成分が配合された石鹸やボディソープでワキを優しく洗いましょう。

ミョウバン柿渋エキス配合の石鹸、ボディソープがオススメですよ。

▼ワキガにおすすめな石鹸を見る

ワキガ予防に効果的な入浴方法3つ

ワキガ予防にはお風呂に浸かって汗を流し、汗腺にたまった老廃物を排出することが大切です。
普段はシャワーだけで済ませるという人も、お風呂に浸かって汗を流すようにすようにしましょう。

ここでは、ワキガ予防効果の高い、身近にあるものを使った入浴方法を紹介していきます。

重曹風呂

重曹風呂ではお湯をアルカリ性にすることで毛穴や汗腺に詰まった汚れを浮き上がらせます。

重曹には酸性系の臭いを中和する働きがあり、体臭やワキガの予防になるのです。

皮脂などを落としすぎないよう、また雑菌が好むアルカリ性になりすぎないように、週1回程度の入浴を目安としてください。

重曹風呂の作り方

お湯に重曹を入れ、よくかき混ぜてから入浴します。

  • お湯:200L
  • 重曹:大さじ3杯(約40g)

重曹風呂は肌が乾燥しやすくなるので、入浴後はシャワーで洗い流して保湿してください。
乾燥肌や敏感肌の人は特に注意が必要です。

酢風呂

酢風呂は、酢に含まれるクエン酸の殺菌効果で体臭を抑えます。

また肌表面を酸性に保つことで、雑菌の繁殖も防げるのです。

酢の臭いが気になる場合にはクエン酸を代用するのがよいでしょう。

酢風呂の作り方

お湯に酢またはクエン酸を入れ、よくかき混ぜて入浴します。

それぞれの割合は以下の通りです。

  • お湯:200L
  • 酢:50ml または クエン酸大さじ1杯

酢風呂を使用した場合、しっかりシャワーで流さないと酢の臭いが体に残ってしまうので、注意しましょう。

ミョウバン風呂

消臭効果のあるミョウバンには殺菌・抗菌作用だけでなく、制汗作用もあります。
ミョウバンは水に溶かすと酸性になり、アルカリ性の汗を中和します。

ワキガの原因菌はアルカリ性を好むので、汗を中和することで菌の繁殖を防ぐことが出来るのです。

ミョウバン風呂の作り方

水に溶かした焼きミョウバンの半量を、お湯に入れてしっかりかき混ぜて入浴します。

  • お湯:200L
  • 水:100ml
  • 焼きミョウバン:小さじ1杯

ミョウバン風呂に入った後は肌がつっぱったり、かゆみが出るたりすることもあるので、適量を守ることが大事です。

入浴後の保湿を忘れず、乾燥肌や敏感肌の人は、肌に合わない場合すぐに使用をやめましょう。

衣類を清潔に保つ

ワキガの原因菌は地肌よりも衣類の表面でするので、衣類臭対策も必要です。

黄ばんだ衣類はニオイの元になる菌が繁殖しやすいので、塩素系漂白剤重曹などで汚れを落としましょう。

また、汗をかいたらこまめに拭き取り、衣類を交換すると清潔を保持できます。

脇汗パッドで衣類を汚さないように脇汗対策するのも効果的ですね。

服は天然素材のものがオススメ

衣類は天然素材のものがオススメです。

ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維は、繊維の間に隙間がありません。

そのため、吸水性が悪く、蒸れやすいので、雑菌の繁殖をうながしてしまいます。

一方コットンリネンなどの天然素材は、繊維に隙間があり吸水性や通気性に優れているため蒸れにくく、雑菌が増えるのを防ぐことができますよ。

▼他の対策方法も知りたい方はコチラ

ワキガを予防する方法【制汗剤編】

ワキガ予防に制汗剤を使うときは、必ず汗をかく前か、汗を拭いた後に使うことが大事です。
脇が汗で塗れていると制汗剤の効果が半減してしまいます。

制汗剤の制汗・消臭効果は人によって異なるので、評判のよいものから試していく必要があります。

人によってはかゆくなるものもあるので、敏感肌の人はアルコールフリーや弱酸性のものが適しているでしょう。

また重度のワキガの人は、ワキガのニオイと制汗剤のニオイが混ざって臭くなるのを防ぐために、必ず無香料タイプのものを選んでくださいね。

ワキガの人に向いている制汗剤は?

ワキガの人には、薬剤の密着度が高いスティックタイプかクリームタイプをオススメします。

制汗効果のある塩化アルミニウムクロルヒドロキシアルミニウム殺菌効果のある銀イオン、または殺菌・消臭・制汗効果のあるミョウバンを含む制汗剤を選ぶと、高い効果が得られるでしょう。

制汗剤の効き目には個人差があるので、評判のよいものから試してみましょう。

ワキガ予防にオススメな市販品

ワキガのケアができる商品にはさまざまなタイプのものがあります。

タイプごとのケア商品の数も豊富なので、どれを使えばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、比較的効果の高いスティックタイプとクリームタイプのワキガケア商品を紹介します。

デオボール

リフレア デオボール 直塗りデオドラント フローラルソープの香り 汗を香にチェンジ24時間ケア 15g 【医薬部外品】

価格(税込) 496円~(Amazon)
内容量 15g
タイプ スティック(球形)
種類 シトラスソルベ、スイートムスク、フローラルソープ、フローラルソープ(黒ずみカバー・色付き)、ブルームローズの5種類
有効成分 ベンザルコニウム塩化物、イソプロピルメチルフェノール、クロルヒドロキシアルミニウム

デオボールは殺菌成分制汗成分の2つの有効成分で、ワキガにアプローチするスティックタイプのケア商品です。
フレグランスセンサー配合で、汗に触れるとミクロのカプセルが反応し、香料が発散されます。
シリコンパウダー配合でさらさら感が長持ちします。

球状のかわいいデザインですが、持ちにくく、繰り出し式でないため、最後まで使いにくいようです。

テクスチャーがやわらかいので白残りしやすく、無香料のものが無いというデメリットもあります。

レセナ ドライシールド パウダースティック

レセナ ドライシールド パウダースティック スタイリッシュムスク 20g

価格(税込) 589円~(Amazon)
内容量 20g
タイプ スティック(薄く、四角柱に近い形状)
種類 無香性、ベビーパウダー、フルーティフローラル、スタイリッシュムスクの4種類
有効成分 クロルヒドロキシアルミニウム

本体の形状が薄いので持ち運びしやすいケア商品です。
テクスチャーはやわらかめですが、ベタベタせずサラサラ感が続きます。

しかし、白残りしやすく、減りが早いのがデメリットです。

全体的に香りが強めで、無香性のものにも香料が配合されているので、重度のワキガの人には向かないでしょう。

デオナチュレさらさらクリーム 45g

デオナチュレさらさらクリーム 45G

価格(税込) 862円~(Amazon)
内容量 45g
タイプ クリーム
種類 無香料のみ
有効成分 焼ミョウバン、イソプロピルメチルフェノール

制汗作用消臭作用殺菌作用のあるケデオドラント商品です。

指で塗るので細かい部分もカバーでき、白残りしにくいのが嬉しい点ですね。

無香料の商品なので重度のワキガでも安心して使えます。

テクスチャーが固いので、チューブから出しにくく少し伸びが悪いようです。

指にとって塗るため、衛生面が不安という意見も上がっていました。

▼市販デオドラントをもっと見る

通販のワキガ専用クリームもオススメ

市販品を試してワキガのニオイを抑えきれなかった軽度から中度の人には、通販のワキガケア商品がオススメです。

通販のワキガケア商品は市販品に比べると、どうしても値段が高くなってしまいます。

しかしワキガ対策専用に作られているので、市販の対策クリームよりもワキガに有効な成分が多く使われているのが特徴です。

▼ワキガクリームのおすすめ商品はこちら

改善されない場合は医療機関を受診しよう

生活習慣を見直すだけではワキガが改善されず、市販の制汗剤も合わないと感じるようなら医療機関を受診してみましょう。

ワキガは皮膚科・形成外科・美容外科などのクリニックで診療してもらえます。

手術で臭いの元から除去してしまう方法もありますが、まずは体への負担が軽い注射や内服薬を試してみるとよいでしょう。

ボトックス注射

ボトックス注射はボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種であるボトックスを脇の下に注入することでエクリン汗腺の活動を抑制し、汗の分泌を抑えます。

エクリン汗腺からの汗を抑えることで臭いの拡散を防ぐという予防法です。

ただしブロックできるのはエクリン汗腺からの汗のみで、ワキガの原因であるアポクリン汗腺からの汗を抑えることはできません。

効果の持続期間は半年ほどなので年に2回の注射が必要となります。
手術ほどの費用はかからず、体への負担がほとんどないのがメリットです。

内服薬

内服薬の特徴をご紹介します。

メリット
  • 比較的即効性がある
  • 多汗症には有効
  • 手術や注射より手軽
デメリット
  • ワキガの原因であるアポクリン腺の働きを軽減するものではない
  • 副作用がある(全身の体液の分泌を抑えるため、尿の出が悪くなる・目や喉が乾くなど)
  • 体温調整がうまくいかなくなる
  • 長期使用は望ましくない

内服薬には即効性があり、多汗症の治療にも有効です。

ワキガと多汗症を併発している場合には、かなり有効な手段と言えるでしょう。

手術のように体を傷つける必要がない点も安心です。

しかし、薬を服用してもワキガの原因であるアポクリン腺の働きを軽減することはできません。

汗を強制的に抑えるので、体温調節がうまくできなくなることもあります。

尿の出が悪くなったり、目が乾燥したりと副作用があるため、長期間の使用はオススメしません。

抗コリン剤

抗コリン剤は「臭化プロパンテリン」という成分でできており、汗の分泌を抑える効果があるので、多汗症の方などに処方されています。

全身の汗をかかないように抑える効果がある薬なので、長期間の使用はオススメできません

また、汗をかかないことで体温調節がうまくできず、体が火照ったりのぼせたりするような症状が副作用として出る場合があります。

尿の出が悪くなったり、目の乾燥を訴える場合もあるようです。

抗コリン剤の服用は医師との相談が必要となるでしょう。

ピル

ピルにホルモンのバランスを整える働きがあり、ワキガを抑える効果が期待できます。

ホルモンバランスが崩れるとアポクリン腺が刺激されるため、ワキガが悪化する可能性があります。
このため女性の場合、初潮や妊娠・出産を機にワキガの症状が出る恐れがあるのです。

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモンがあり、両方が常にバラバラの動きをし、量が減ったり増えたりすることでバランスを保っています。

ピルは妊娠時のホルモンバランスを作り、一定に保つ作用があるため、乱れたバランスを整え、ワキガの悪化を防いでくれるのです。

▼その他のワキガ治療法はこちら

まずはお金をかけずにワキガ予防

ワキガは人によって程度の差があるので、生活習慣を改善するだけでかなり軽減される人もいれば、場合によっては手術が必要になる人もいます。

ワキガにかなり困っている場合は、それがストレスになり、ニオイがますます強くなってしまうこともありますから、早めに病院に行きましょう。

深刻に悩むほどでない軽度の人であれば、ワキガは手軽に予防することができます。

まずはお金をかけずにコツコツと始められる、生活習慣の改善からトライしてみましょう!

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