ワキガの原因を解説!遺伝やストレスに関係?セルフチェック&予防も

「ワキガかもしれないけど、そもそもなんでこんなニオイがするんだろう」
「親も私もワキガ。親からの遺伝なら、手術しないと治らないのかな」

と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかしニオイの原因をしっかり知れば、正しいケアを行えるので、ほとんど気にならない程度までワキガを改善することができるのです!

そこで今回は、ワキガの原因についてや、日常生活で簡単にできるワキガ対策について紹介します。

まずはニオイの原因をきちんと知り、今日できることから対策を始めてみましょう!

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ワキガの原因はアポクリン腺からでる汗

汗は皮膚の「汗腺」という器官から出てきます。

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の二種類があり、このうちワキガの原因になのはアポクリン腺から出る汗です。

エクリン腺は全身にありますが、アポクリン腺は脇の下や外耳道・へそ・外陰部など毛が多く生えているところに集中しています。

エクリン腺の汗とアポクリン腺の汗の特徴と成分は以下の通りです。

エクリン腺の汗 アポクリン腺の汗
特徴 透明でサラッとしている 乳白色でベタつきがある
成分
  • 99%が水
  • 1%は塩分、アンモニア、尿素、ミネラルなど
  • 70%が水
  • 30%は脂質、タンパク質、糖質、アンモニア、色素など

エクリン腺から出る汗は、運動した時や暑い時に体温調節のために出る汗で無味無臭です。

成分のほとんどが水なので透明でサラッとしています。

一方アポクリン腺から出る汗は、体温調節機能を持たない「悪い汗」です。

この汗には元々フェロモンの役割がありましたが、特に日本人は汗のニオイを気にする人が多く、あまりいいイメージは持たれていません。

アポクリン腺から出る汗自体は無臭ですが、エクリン腺から出る汗とは違い、タンパク質や糖質など細菌の栄養となるものが多く含まれています。

この汗が、皮膚の表面で細菌によって分解される時に、腋臭のニオイが生じるのです。

ワキガになりやすいのはアポクリン腺が多い人

ワキガの人とそうではない人の違いはアポクリン腺の数にあります。

アポクリン腺の数には個人差があるので、そこから出る汗の量にも個人差が出てきます。

すなわち、ワキガの原因であるアポクリン腺の数が多い人ほど、ワキガ体質であるといえるでしょう。

ワキガの原因には遺伝も関係する?

ワキガの原因はアポクリン汗腺の多さですが、このアポクリン汗腺の数は遺伝します。

ワキガ体質は優性遺伝のため、親から子へ受け継ぎやすいのです。

こどもがワキガである確率は、両親ともワキガなら80%、どちらか一方の親だけワキガなら50%です。

ワキガが遺伝しても、発症するタイミングには個人差があります。

アポクリン汗腺が活発になるのは、第二次成長期である小学校4年~中学生にかけての時期です。

男女それぞれ、以下の頃に発症しやすいといわれています。

  • 女性:生理が始まってから2~3年後くらい
  • 男性:思春期が始まる手前くらい

思春期のデリケートな時期に発症してしまうので、誰かに相談することができず、悩みが深刻化してしまう子供も多いようです。

大人になってから突然ワキガを発症することも

遺伝以外の原因で、大人になってから突然ワキガを発症する場合もあります

出産や更年期で女性ホルモンのバランスが変化したり、ストレスの溜まりやすい生活が続いたりと、アポクリン汗腺がなんらかの理由で活発になり、ワキガになってしまう可能性があるのです。

とはいえワキガは体質なので、アポクリン腺が増えたり、人からうつるようなことはありません

「ワキガを人にうつしてしまうかも」という心配は必要ないのでご安心くださいね。

日本人は欧米人に比べてワキガ体質の人が少ない

ワキガの人は湿性耳垢といって、耳垢が湿っている傾向にあります。

その反対で耳垢が乾いている場合は乾性耳垢といい、日本人のほとんどがこちらの乾性耳垢です。

欧米人はほとんどが湿性耳垢なので、なんと70%~100%の人がワキガ体質と言われています。

一方日本では湿性耳垢が少数派で、ワキガ体質の人は10%ほどです。

そのため、欧米人よりもワキガについて深刻に悩む人が多いのです。

▼ワキガの対策方法を見る

あなたはワキガ?ワキガの人の特徴からチェック!

「もしかして私ワキガかも……」と思っている人もいるのではないでしょうか。

ここでは、ワキガの人の特徴を4項目にまとめました。

自分がいくつ当てはまるのかチェックしてみましょう。

当てはまる項目が多ほど、ワキガの可能性が高くなりますよ。

1. 耳垢が湿っている

耳の中にはエクリン腺が存在せず、アポクリン腺が集中しています。

耳アカが湿っているということは、アポクリン腺が多いということです。

耳にアポクリン腺が多い人は、わきの下にもアポクリン腺が多いと推定できるので、ワキガ体質の可能性があります。

2. 脇毛が濃い

アポクリン腺は体毛が多いところに多く存在しています。

毛が多ければ多いほど、アポクリン腺の数も増えるのです。

そのため、ワキ毛が濃い人はワキガ体質かもしれません。

3. 季節に関係なく汗が多い

運動している時や、夏の時期以外にも汗が多い人は、ワキガの可能性があります。

エクリン腺からの汗は体温調節のために出ますが、体温調節が必要ない状況で汗が多くでると、アポクリン腺からの汗が多いということになり、ワキガの可能性が高くなるのです。

しかし年中汗が多い人は、ワキガではなく、多汗症の可能性もあります。

多汗症の人が悩んでいる汗はエクリン汗腺からの汗なので、多汗症とワキガは別物です。

ただし多汗症の人はエクリン腺からの汗が多すぎて、アポクリン腺からの汗を肌全体に広げてしまうこともあります。

汗が広がることにより、同時にニオイを増幅させてしまう恐れがあるので注意が必要です。

4. 家族や血縁者にワキガの人がいる

先にも述べたように、ワキガは遺伝的要素が強いものです。

そのため家族や血縁者にワキガの人がいる場合は、自分もワキガである可能性が高くなります。

両親や兄弟、祖父母等の血縁者に、ワキガの人がいないか確認してみましょう。

脇の下の黄ばみだけではワキガと判断できない!

よく汗をかく人は、ワキの下の部分に黄ばみができるというイメージがありませんか?

しかし汗ジミが黄ばむだけでは、ワキガと判断することはできません。

アポクリン腺の汗にはいろいろな成分が含まれており、その中の色素成分が黄ばみの原因と考えられています。

ワキガの症状が強い人ほど、その色素成分が多く含まれるので、濃い黄ばみが付く人は注意が必要です。

一方薄い黄ばみであれば、エクリン汗腺の衰えによる場合もあります。

そもそもアポクリン腺から出る汗そのものは、分解する細菌がいない環境であれば、イヤな臭いを発生することはありません。

つまり、黄ばむからといってワキガであるとは言い切れないのです。

脇の下がよく黄ばむ人は、まずは洗濯したり、こまめに汗を拭くなどして、細菌の繁殖を防ぐことから始めてみましょう。

日常生活でワキガを予防する方法

セルフチェックで多くの項目が当てはまってしまった方は

「わたしのニオイ、知らないうちに周りに迷惑をかけてないかな」
「やっぱりワキガなのかも」

と不安になりますよね。

ワキガの治療法として、アポクリン腺を手術で取り除く方法があります。

皮膚科や美容外科、形成外科などでワキガの手術が可能ですが、その多くは保険適用できず高額になってしまったり、大きな傷跡が残ってしまったりする場合があります。

しかしワキガは、日常生活のちょっとした工夫で予防することができます。

つづいてワキガを予防するための対処法を4つ紹介しますので、ぜひ生活習慣に取り入れてみてくださいね。

体臭を強くする食べ物は避ける

栄養バランスの悪い、偏った食事はアポクリン腺を活発にします

また、動物性油脂や動物性タンパク質は体臭が強くなりやすいので、過剰に摂取しないようにしましょう。

日々栄養バランスを意識して、食事を摂ることが大切です。

ストレスを減らしてニオイを抑える

ヒトはストレスを感じると発汗しやすくなります

汗を多くかけば、ワキガは発症しやすくなりますよね。

加えてストレスにより肝臓の解毒機能が低下すると、肝臓で解毒されるはずのニオイ成分が血中に発生して、汗に混じって体外に分泌されてしまいます。

これにより汗のニオイが、強くなる恐れがあるのです。

つまりワキガを気にしすぎると、ストレスでニオイが強くなる悪循環に陥ってしまう可能性があるので注意しましょう。

日常生活で体臭を気にしすぎないように、しっかりケアをしておくのがおすすめです。

脇毛の処理で雑菌の繁殖を防ぐ

脇に毛があると、汗が蒸れて肌表面の菌が増殖しやすくなります。

菌が増殖すると、アポクリン腺の汗がどんどん分解されてニオイが増幅してしまうのです。

そのため、脇毛処理でワキを清潔な状態に保つことが大事といえます。

ワキガ対策専用のクリームを使用する

ワキガ対策専用のクリームを使用することも、有効な対策方法のひとつです。

汗に悩んでいると、

「市販の制汗剤やデオドラント剤などの汗対策・におい対策商品を利用してみたものの、あまり効果を感じられなかった」

という方も多いのではないでしょうか。

クリアネオなどのワキガ対策専用クリームなら、市販の制汗剤よりもワキガに有効な殺菌成分・制汗成分が多く含まれています。

「市販の制汗剤でニオイが抑えきれなかった」という人でも、ワキガ対策専用クリームなら効果を感じられるはず。

腋下のニオイが抑えられるようになれば、エレベーターなどの狭い密室や暑い電車でも、安心して過ごせるようになりますよ。

▼おすすめのワキガクリームを見る

ワキガの原因は体質によるもの!気にしすぎないことも大切

ワキガは病気ではなく体質です。

しかし自分のニオイに悩みすぎると、自己臭症という病気になってしまう場合もあります。

もちろんイヤなニオイは気になりますが、しっかりケアをすればニオイは抑えることができるのです。

食生活やストレスに気をつけること、脇毛を処理してワキを清潔に保つこと、ワキガ対策専用のクリームを使用して発汗と雑菌の繁殖を抑えることなど、簡単なことから意識してみましょう。

夏でも冬でも、汗の臭いを気にしないで過ごせるようになれば、今までよりもっと活動的に過ごせるようになりますよ。

▼ワキガのさまざまな対策方法はこちら

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